Introduction
マブチモーターを知る
マブチモーターとは
創立以来「小型直流モーター」から事業を拡大してきたグローバルメーカー
マブチモーターは創立以来、小型直流モーターの専業メーカーとして、様々な用途に対応するモーターを開発・生産してきました。玩具・模型から始まり、音響・映像、精密・事務、家電・工具、自動車電装と事業領域を拡大し、現在では小型直流モーターにおいて世界トップクラスの企業となりました。今後は健康・医療、ロボットなどの新たな分野への取り組みを加速していきます。
「モーター」とは
モーターは、電気エネルギーを力学的エネルギーに変換する機器です。マブチモーターの主力製品である「小型直流モーター」は、電流を流すと出力軸が回転するという単純な仕組みです。
マブチモーターの事業
マブチモーターは、「自動車電装機器」と「ライフ・インダストリー機器」の2つの用途市場で事業を展開しています。
1. 自動車の安全性・快適性に貢献する「自動車電装機器用モーター」
世界のトップメーカーに採用され、様々な領域でトップシェアを誇ります。
ミラー用モーターは世界シェア80%以上、その他、エアコンダンパーやパーキングブレーキ用をはじめ、世界シェアNo.1の製品を複数有しています。
パワーウインドウ、ミラー、ドアロック
エアコンダンパー
パワーシート
パーキングブレーキ
2. 日々の暮らしと産業の基盤を支える「ライフ・インダストリー機器用モーター」
家電・工具・住設、事務機器、健康・医療、理美容、移動体などの製品領域に進出し、各業界のリーディングカンパニーに採用されています。
アーム式協調ロボット
ヘアドライヤー
インクジェットプリンター
ファン付ウェア
歯科治療用ハンドピース
AGV(無人搬送車)
歯ブラシ
工具(ドリル・ドライバー)
人工呼吸器
外科手術用ステープラー
地産地消を実現するための積極的な海外展開
マブチモーターでは、地産地消の方針のもと、日本・北中南米・欧州・中国・アジアパシフィックの5極体制でモーターを製造・販売しています。
これからの事業展開
現在、マブチモーターでは、高付加価値製品のご提供を通じて、Mobility、Machinery、Medicalの「3つのM領域」における事業拡大を目指しています。
Mobility(モビリティ)
・AGV(無人搬送車)、AMR(自律移動型搬送
ロボット)
・紫外線照射ロボット
・宅配ロボット
・車いす など
Machinery(マシーナリー)
・アーム式協調ロボット など
Medical(メディカル)
・人工呼吸器
・CPAP(睡眠時無呼吸症候群用の人工呼
吸器)
・歯科治療用ハンドピース
・外科手術用ステープラー など
マブチモーターの歴史
1946年に香川県高松市で「関西理科研究所」として創業。翌1947年、世界初の高性能馬蹄型マグネットモーターを開発し、生産を開始しました。
1954年に「東京科学工業株式会社(現マブチモーター)」を創立以来、小型直流モーターの開発・生産に特化し、玩具から始まり家電、自動車電装機器、医療機器と用途領域を拡大、様々な領域で世界シェアトップを誇る企業として成長してきました。
製品の用途領域の拡大とともに、生産拠点の海外進出にも早期から取り組んできました。1964年香港に初の海外拠点を設立後、中国での集中生産により世界市場への安定供給体制を確立。
その後、地産地消を実現するため日本・北中南米・欧州・中国・アジアパシフィックに生産・販売拠点を置く世界5極事業体制を確立し、各地域の人材の多様な価値観を活用するグローバル経営に取り組んでいます。
より詳しい情報はこちらをご覧ください。
会社概要
社名
マブチモーター株式会社
本社
千葉県松戸市松飛台430番地 (最寄り駅:北総線 松飛台駅)
代表者
代表取締役社長 高橋 徹
創立
1954年1月18日
事業内容
小型モーターの製造販売
連結子会社数
24社(2023年12月末現在)
従業員数
単体:845名 連結:19,808名(2023年12月末現在)
資本金
207億481万円
売上高
178,663百万円(2023年実績)
営業利益率
8.7%(2023年実績)
自己資本比率
90.6%(2023年実績)